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「10/10 現代日本女性写真家たちの祝祭」対談|稲岡亜里子 × 姫野希美 (赤々舎代表取締役・ディレクター) &写真集 『Eagle and Raven』サイン会[日]

八竹庵(旧川崎家住宅)

「10/10 現代日本女性写真家たちの祝祭」参加アーティストの稲岡亜里子が赤々舎代表取締役・ディレクターの姫野希美と対談。

会場
八竹庵(旧川崎家住宅)
日時
  • 2022.4.17 15:00~16:00
言語
日本語

八竹庵(旧川崎家住宅)

日本、〒604-8205 京都府京都市中京区三条町340

稲岡亜里子

京都府生まれ。写真家、本家尾張屋十六代当主。17歳で渡米、高校で写真と出合い、ニューヨークのパーソンズ美術大学の写真科へ進学。卒業後、ニューヨークをベースに写真家として活動を始める。2001年のアメリカ同時多発テロ事件を体験、翌年に訪れたアイスランドの水の風景に魅せられ、作品制作のため通い始める。水をたたえたアイスランドの大地を5年に渡り撮りため、2008年、初の写真集『SOL』(赤々舎 2008)を発表。この翌年から、アイスランドで出会った双子の姉妹を8年に渡り撮りため、2020年、2冊目となる写真集『Eagle and Raven』(赤々舎 2020)を発表。この間、2014年に創業550年を超える家業の十六代当主となり、本家尾張屋当主と写真家、二つの顔を持ちながら活動を続けている。アイスランドの大地から湧きだすうつくしい水、やわらかな苔、はるか長い年月そこにあり続けたであろう岩石。そして、この幻想的な自然に包まれ成長していく姉妹の撮影を通し、生まれ育った京都の水辺の風景、自らの幼少期の記憶が呼び起こされていった。身のまわりの自然に宿る八百万の神……子どものころには見えていた、目には見えない存在。日本人の魂の奥深くに流れるアミニズムが、稲岡の一貫した作品テーマである。

稲岡亜里子

姫野希美

2006年に赤々舎を設立。写真集、美術書を中心に200冊余りの書籍を刊行。第33回木村伊兵衛賞の志賀理江子『CANARY』、岡田敦『I am』、第34回同賞の浅田政志『浅田家』、第35回同賞の高木こずえ『MID』『GROUND』、第38回同賞の百々新『対岸』、第40回同賞の石川竜一『絶景のポリフォニー』『okinawan portraits 2010-2012』、第43回同賞の藤岡亜弥『川はゆく』などがある。2018年より大阪芸術大学教授。

姫野希美

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