TALK

対談「奈良原一高とVIVOの時代」| 新美虎夫(奈良原一高アーカイブズ代表) × 桜井秀(写真家)/ 司会:佐藤正子 (写真展企画制作)[日]

両足院(建仁寺山内)

奈良原一高が東松照明、細江英公、川田喜久治、佐藤明、丹野章らとともに1959年に設立した写真のセルフ・エージェンシー「VIVO」において、暗室でプリント制作を担当した桜井秀氏と奈良原一高アーカイブズ代表の新美虎夫氏が対談。
VIVO時代の奈良原一高氏との貴重な思い出やVIVOを中心に当時の写真界を取り巻く状況についてお話いただきます。

イベントへお越しの際にはKYOTOGRAPHIEのパスポートをご提示頂くか、両足院の入場料¥1000をお支払い頂く必要がございます。

会場
両足院(建仁寺山内)
日時
  • 2022.4.9 13:00~14:30
言語
日本語

両足院(建仁寺山内)

京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町591

京阪「祇園四条」駅3番出口から徒歩7分
阪急「京都河原町」駅1番出口から徒歩10分

桜井秀

1937年、山口県生まれ。1959年、東京写真短期大学(現・東京工芸大学)卒業。同年、写真家集団「VIVO」に入り、川田喜久治、丹野章、東松照明、奈良原一高、細江英公、佐藤明に師事。1963年、博報堂写真部に入社。チャールズ・ブロンソン(マンダム化粧品、1970年)、ジュリアーノ・ジェンマ(鈴木自動車、1981年)、マイケル・ジャクソン(鈴木自動車、1982年)などの撮影に携わる。1997年にフリーランスとなり、アメリカ西部、日本の海岸線などをテーマに撮影を続ける。日本写真家協会会員。

[受賞]
毎日広告デザイン賞「新聞広告(白黒)総理大臣賞」(シェル石油、1963年)、毎日広告特別賞(河出書房新社、1963年)、FCCグランプリ(1986年)、第8回飯田市藤本四八写真文化賞(2012年)ほか

[写真集]
2008年 『American West 西へ向かう』(日本写真企画)

[写真展]
1972年 一色一成、長岡宏、桜井秀「“MAMI”NUDE IN LAGOON」銀座 富士フォトサロン
1993年 「光のなかに」銀座 コダックフォトサロン
1994年 「西部への想い」銀座 富士フォトサロン
1995年 「日本の彩」新宿 コニカプラザ
1997年 「静かな町」銀座 富士フォトサロン
1997年 「天使の庭園」銀座 コダックフォトサロン
1999年 「天使の風景」銀座 キャノンサロン他
2000年 「天使の絵本」銀座 富士フォトサロン
2003年 「AN ANGEL WINGS」銀座 富士フォトサロン
2003年 「臨界」銀座 キャノンサロン他
2005年 「臨界の黙示」銀座 ニコンフォトサロン
2008年 「エナジー」六本木 富士フイルムフォトサロン
2011年 「ノスタルジックな道ール-ト66ー」品川 キャノンギャラリーS
2012年 「第8回藤本四八写真文化賞受賞作品展」飯田市美術博物館
2014年 「HOLLYWOOD」銀座 キャノンギャラリー他
2017年 「ノスタルジックな道一ルート66一」(キャノンフォトコレクション)
     品川 キャノンオープンギャラリー
2018年 「DRY EARTHー乾地ー」銀座 キャノンギャラリーほか多数
2021 作品展「臨界の黙示」麹町JCIIフォトサロン

桜井秀

新美虎夫

新美虎夫 76歳
1945年滋賀県で生まれる
奈良原一高との出会い

妻恵子は新美虎夫の母方の叔母に当たります。(妹である)
1959年頃から写真に興味を持ち通学していた学校の行事などにカメラマンを手伝う。
1962年奈良原が渡欧するまで、時々助手のように撮影に付き添った
1964年大学入試の折 叔父の影響を受け写真の道に進むことを決める
1965年奈良原が帰国後新美の暗室にて≪静止した時間><スペイン偉大なる午後>のプリントを手伝う
1966年-67年 婦人画報社〈当時の社名〉「メンズクラブ」の編集、写真担当 
1967年-68年 奈良原のアシスタント(友人)が倒れ急遽アシスタントになる
1969年 フリーランスになり、様々な奈良原展のサポートを行う
2005年 奈良原がくも膜下出血にて倒れ後楢原恵子の補佐をした
2006年 奈良原一高の作品管理に専念
2009年 パリ・フォト、ドイツ・ケルン在の プリスカ・パスケール・ギャラリーにて奈良原作品の展示
2013年 正式に奈良原一高アーカイブズ 代表 新美虎夫に就任
2017年- 2020年を奈良原一高祭りとし、多くの展覧会を企画し、奈良原一高の有終の美を飾る。
2020年-2021年 全国の美術館、美術施設、大学等18カ所に奈良原一高 作品の寄贈事業を展開
現在写真展の企画、写真集の出版を手掛ける。

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