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「10/10 現代日本女性写真家たちの祝祭」対談|鈴木麻弓 × 黒川鮎美 (俳優、「手のひらのパズル」映画監督)[日]

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自身の不妊治療の経験を描いたシリーズ〈豊穣(HOJO)を、「10/10 現代日本女性写真家たちの祝祭」にて発表する鈴木麻弓。同性婚(結婚の平等)への一歩をテーマに描いた映画「手のひらのパズル」にて、主演・監督を務めた黒川鮎美。女性ならではの視点や経験、生き方をテーマとした表現に挑む2人による対談を行います。ライフスタイルが多様化し、一人ひとりが自由に生き方を選べる時代である一方で、逆らうことのできない運命の数々や、社会からの視線もあります。本対談では2人の作品を通して見えてくるものから、固定概念に囚われることなく「自分らしく生きる」とはどういうことか、また社会とどう関わり合っていくのか考えます。

会場
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日時
  • 2022.4.30 11:00~12:00
言語
日本語

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〒604-8006 京都府京都市中京区下丸屋町390−2

鈴木麻弓

1977年宮城県女川町生まれ。2001年日本大学芸術学部写真学科卒業。ヴィジュアルストーリーテラーとして、個人的な物語を通し作品を生み出している。1930年に祖父によって創業された写真館を営む家庭で18歳まで育ち、日本大学芸術学部写真学科で写真を学んだ。卒業後フリーランスとして、ポートレートを中心に活動。2011年3月11日、東日本大震災が発生し、故郷の宮城県女川町が津波で破壊され、両親が行方不明となった。以降、故郷へ足しげく通い、地域の人々の前に進む姿を記録し続けている。2020年より、自身の不妊治療の経験を描いた新作シリーズ〈豊穣(Hōjō)〉の制作に取り組んでいる。2017年に自費出版した『The Restoration Will』で、Photobooxグランプリ受賞(イタリア)、 2018年PHOTO ESPANA国際部門・年間ベスト写真集賞(スペイン)など、欧州の写真アワードで大きく評価された。主な展示に「あしたのひかり 日本の新進作家 vol.17」(東京都写真美術館 2020)などがある。

鈴木麻弓

黒川鮎美

2021年、クリエイティブチームBAMIRI。を立ち上げ、2022年2月「結婚の平等」をテーマにした短編映画「手のひらのパズル」を手がける。同作品で脚本・監督・主演を務めた。この映画を通し、結婚や幸せのあり方を問い、多様性に寛容な社会や誰もが笑って生きられる社会を伝えている。
主な出演作品
▶︎ドラマ「白い巨塔」「アンサングシンデレラ」
▶︎映画「罪の声」など
俳優として活躍中。1985年生まれ、京都府出身。

黒川鮎美

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