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アーティストトーク | マイムーナ・ゲレージ × ウスビ・サコ(前精華大学学長)[日・伊]

Noku Kyoto

マイムーナ・ゲレージが前京都精華大学学長のウスビ・サコと、KYOTOGRAPHIE 2022の「Rûh|Spirito」について対談します。
本展タイトルにある「Rûh」は、アラビア語で「霊」を意味し、「ルーツ」という言葉で組み合わされて使われることがしばしばあります。ゲレージの作品は、根付く(ルーツ)という行為を「道」という言葉に暗示されたダイナミズムと結びつけ、対立する概念を並べて提示しているのが特徴的です。自身もイタリア系セネガル人という出自を持ち、「美的融合主義」の観点から西洋・東洋・アフリカ・アラブ世界の宗教的・神話的象徴、その伝統と伝説を探索しているというゲレージ。対談では彼女の作品について語り合い、そこから見えるものを探ります。

会場
Noku Kyoto
日時
  • 2022.5.5 14:00~15:30
言語
日本語・イタリア語

Noku Kyoto

〒604-0861 京都府京都市中京区烏丸通丸太町下る大倉町203

ウスビ・サコ

1966年、マリ共和国生まれ。 国の奨学金を得て中国に留学。北京語言大学、 東南大学で建築学を学ぶ。1990年、東京で短期のホームステイを経験し、マリに共通するような下町の文化に驚く。91年来日、99年京都大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程修了。 博士(工学)。専門は空間人類学。「京都の町家再生」「コミュニティ再生」など社会と建築の関係性を様々な角度から調査研究している。2001年に京都精華大学人文学部教員に着任。2018年4月から現職。共著書に『知のリテラシー文化』(ナカニシヤ出版)、「現代アフリカ文化の今」(青幻舎)、著書に『「これからの世界」を生きる君に伝えたいこと』(大和書房)、『アフリカ出身 サコ学長、日本を語る』、(朝日新聞出版)『アフリカ人学長、京都修行中』(文藝春秋)など。

ウスビ・サコ

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