NEW SKIN ©︎ Mayumi Hosokura
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細倉真弓

Mayumi Hosokura

NEW SKIN

10/10 現代日本女性写真家たちの祝祭

Supported by KERING’S WOMEN IN MOTION

Curated by
ルシール・レイボーズ
仲西祐介
ポリーヌ・ベルマール

HOSOO GALLERY

細倉真弓のシリーズ〈NEW SKIN〉は、男性、女性、そして男女間の複雑な関係性を探究する彫刻的な作品シリーズである。写真だけでなくビデオも用いながら、アイデンティティ、ジェンダー、そしてセクシュアリティの問題に斬り込んでいる。米国の思想家・生物学者で「サイバーフェミニズム」の先駆者であるダナ・ハラウェイに強く影響を受けた細倉は、「男性の身体をどう見るか」に焦点を当て、細倉が身体表象において影響を受けてきたゲイ雑誌のグラビアや美術館の彫刻などを撮影。また自分自身が写した写真など、様々なソースから収集したイメージによってデジタルコラージュを構築する。人体を解体し再構成することで、当たり前に受け入れられているジェンダーの意識をバラバラに粉砕し、人間の欲望やアイデンティティに絡まる問いを投げかける。古典主義や保守主義を転倒させた彼女のコラージュは、その一点一点がそれぞれ異なる感覚や感情をもたらす。

HOSOO GALLERY

10:30 - 17:30

入場は閉館の30分前まで

一般:¥1500
学生:¥1200(要学生証提示)

休館日:4/12、4/19、4/26

ご入場されるお客様はオンラインでの日時指定予約が必要です。
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HOSOO GALLERY

京都市中京区柿本町412 HOSOO FLAGSHIP STORE 2F & 5F

地下鉄烏丸線または東西線「烏丸御池」駅6番出口より徒歩2分

10/10 現代日本女性写真家たちの祝祭

ポリーヌ・ベルマール(インディペンデント・キュレーター、写真史家、元マグナム・フォト カルチュラルディレクター、元ニューヨーク国際写真センター キュレーター)と、KYOTOGRAPHIEの共同設立者/共同ディレクターであるルシール・レイボーズと仲西祐介が共同でキュレーションを行い、将来的に活躍が期待される10人の日本人女性写真家の作品を展示する。KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭の10周年を記念して行われる本展で展示される作品を通し、それぞれの作家の独自の視点や考察を世界に向けて紹介する。それぞれの個展は、京都在住の建築家・小西啓睦氏が考案した、汎用性と持続性に優れた自然素材の構造体によって構成される。この構造体と作品は、巡回にも対応できるよう移動または複製できる仕組みになっている。

本展は、ケリングの「ウーマン・イン・モーション」により支援されている。「ウーマン・イン・モーション」は、アートとカルチャーの分野で活躍する女性に光を当てることを目的として2015年に発足し、以降様々な芸術分野における女性の地位や認識について理解を深め、変化を促すためのプラットフォームになっている。

細倉真弓

東京/京都在住。触覚的な視覚を軸に、身体や性、人と人工物、有機物と無機物など、移り変わっていく境界線を写真と映像で扱う。立命館大学文学部、及び日本大学芸術学部写真学科卒業。主な写真集に『NEW SKIN』(MACK 2020)『Jubilee』(artbeat publishers 2017)、『transparency is the new mystery』(MACK 2016)など。主な個展に「Sen to Me」(Takuro Someya Contemporary Art 2021 東京)、「NEW SKIN |あたらしい肌」(mumei 2019 東京)、「Jubilee」(nomad nomad 2017 香港)、など。主なグループ展に「Reflected-works from the Foam collection」(Foam Photography Museum 2014 オランダ)などがある。

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